(簿記パート4)個人事業主が交通費を打つときの仕方

簿記

こんにちは!!本日は簿記で交通費を打つときの打ち方について書いていきます。今回は比較的簡単です。気をつけるところは【貸方】が現金なのか、仮払金なのか、個人のお金なのかです。

では、実際書いていきます。

(簿記パート4)交通費を打つときの仕方

まず、交通費の勘定科目は【旅費交通費】です。借方に書きます。そのあと貸方に支払い方法を記入するだけです。

では例をあげて書いていきます。

1月10日に仕事で電車代で100円使ったときの打ち方です。支払い方法は事業用の現金です。

日付 借方 金額 貸方 金額 摘要
1月10日 旅費交通費 100 現金 100 電車代

です。摘要には、どこ駅~どこ駅までと書くとより良いです。では、Suicaではどう打つのか!?

その前にチャージの金額を打ち込みます。1月1日に事業用の現金で1000円チャージしたとします。

日付 借方 金額 貸方 金額 摘要
1月1日 仮払金 1000 現金 1000 Suicaチャージ代

その後に

日付 借方 金額 貸方 金額 摘要
1月10日 旅費交通費 100 仮払金 100 電車代

と打ちます。

では、個人の財布や個人のSuicaで処理するときに、もっとも簡単な方法はどうするのか!?

答えは、事業主借を使います。

定期の場合の打ち方

1月10日に5000円の定期を事業用の現金で買ったときの打ち方です。

日付 借方 金額 貸方 金額 摘要
1月10日 旅費交通費 5000 現金 5000 定期代

クレジットカードの場合は、(2月10日に引き落としだとします)

日付 借方 金額 貸方 金額 摘要
1月10日 旅費交通費 5000 仮払金 5000 定期代

として引き落としがあったら、

日付 借方 金額 貸方 金額 摘要
2月10日 仮払金 5000 普通預金(当座) 5000

と打てば、大丈夫です。

定期を個人の現金やクレジットカードで払ったら事業主借を使って↓↓↓

日付 借方 金額 貸方 金額 摘要
1月10日 旅費交通費 5000 事業主借 5000 定期代

交通費を事業主借で打つやり方

まず借方は旅費交通費で、貸方は事業主借と打つだけです。非常にシンプルで簡単です。

日付 借方 金額 貸方 金額 摘要
1月10日 旅費交通費 100 事業主借 100 電車代

個人事業主は上手く【事業主借】を使って処理すると帳簿も楽に出来るようになります。しっかりとおぼえましょう!!

(簿記パート4)交通費を打つときの仕方のまとめ

では、まとめます。

交通費の勘定科目は、【旅費交通費】を使います。支払い方法によって貸方の打ち方が変わります。

まず、事業用の現金やSuicaを持っている場合は、以下の通りです。

【例】1月10日に仕事で電車代で100円使ったときの打ち方です。支払い方法は事業用の現金です。

日付 借方 金額 貸方 金額 摘要
1月10日 旅費交通費 100 現金 100 電車代

事業用のSuicaの場合、1月1日にSuicaに事業用の現金でチャージしたとして、

 

日付 借方 金額 貸方 金額 摘要
1月1日 仮払金 1000 現金 1000 Suicaチャージ代

その後に

日付 借方 金額 貸方 金額 摘要
1月10日 旅費交通費 100 仮払金 100 電車代

個人の現金やSuicaで決済している場合、

日付 借方 金額 貸方 金額 摘要
1月10日 旅費交通費 100 事業主借 100 電車代

となります。
定期の場合の打ち方は以下の通り。
1月10日に5000円の定期を事業用の現金で買ったときの打ち方です。

日付 借方 金額 貸方 金額 摘要
1月10日 旅費交通費 5000 現金 5000 定期代

クレジットカードの場合は、(2月10日に引き落としだとします)

日付 借方 金額 貸方 金額 摘要
1月10日 旅費交通費 5000 仮払金 5000 定期代

として引き落としがあったら、

日付 借方 金額 貸方 金額 摘要
2月10日 仮払金 5000 普通預金(当座) 5000

と打てば、大丈夫です。
定期を個人の現金やクレジットカードで払ったら事業主借を使って↓↓↓

日付 借方 金額 貸方 金額 摘要
1月10日 旅費交通費 5000 事業主借 5000 定期代
個人の現金やSuicaの場合は事業主借で処理するのが一番簡単です。ぜひ事業主借と事業主貸はおぼえましょう!!
最後にSuicaの場合は、Suicaカードで100件、モバイルSuicaで25件しか過去を追えません。Suicaで買い物をする人は、こまめに印刷するか、事業主用のSuicaやクレカで決済した方が良いです。ぜひわけて使いましょう!!
次回は、オンラインサロンや講習を受けたときの打ち方を書いていきます。
最後までお読みいただきありがとうございました!!

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