今回は簿記の基本について書いていこうと思います。
僕も個人事業主になって、確定申告をやるにあたり初めて簿記を勉強しています。
簿記というものはどんなものなのかを簡単に説明したいと思います。
簿記とは利益や資産、費用、負債をと帳簿付けするためのもの
確定申告で使う簿記。簿記とは、利益や資産、費用、負債を帳簿付けするためのものです。これをつけることで、一年の売上やお店(事業)の状態(貸借対照表や損益計算書)を確認できます。
個人なら家計簿をつけるのと同じように事業として帳簿をつけて状態を知る大切なものです。ぜひ出来るようになって自分の事業の状態を知りましょう!!
簿記が出来るようになるためにおぼえよう!!大事な2つの式!!
次にこれは必ず覚えてほしい式を書いていきます。基本はこれを覚えればOKです。
順番はこのままで覚えてください。これが本当に大事です。もう少し説明していきます。
資産とは財産や権利のこと
資産とはなにを指すかというと、今ある財産や権利のことです。例えば、現金や事業のために買った物、預金などです。
権利は債権(売掛金など)などです。※売掛金とは売上げたけど、まだ支払われてない権利のことです。
負債とは借金や、未払金(買掛金)のこと
負債とは借金や未払金や買掛金などです。※未払い金は、商品以外のもの、買掛金は代金を払う義務のことです。
費用とは経費のこと
費用とは経費のことです。もちろん光熱費や消耗品費やその他もろもろ経費です。
収益とは売上高や配当収入
収益はなんとなくわかると思います。売上高や株などの配当収入です。
ここまではなんとなくわかりましたか!?まだ「なんとなくそうなんだぁ」ぐらいで大丈夫です。
簿記は借方と貸方といって下の図のような感じで表します。
借方と貸方の書き方
例えば1月1日にお店用のペンを、現金100円で買ったときの書き方をやってみます。
日付 | 借方 | 金額 | 貸方 | 金額 | 摘要 |
1月1日 | 消耗品費 | 100 | 現金 | 100 | ペン代 |
こんな感じで書きますが、こんなことをしています。
- 資産や費用が増加したら借方に入ります。
- 資産や費用が減少したら貸方に入ります。
- 負債や収益が増加したら貸方に入ります。
- 負債や収益が減少したら借方に入ります。
上記の例だと消耗品という資産が増えたので借方に。現金という資産が減ったので貸方に書いてあります。そして金額は同じ金額を打ち込みます。
もう一度書きますね。
日付 | 借方 | 金額 | 貸方 | 金額 | 摘要 |
1月1日 | 消耗品費 | 100 | 現金 | 100 | ペン代 |
こんな感じに書いていきます。
簿記の基本のまとめ
いかがだったでしょうか!?今はまだ、わけわからない状態だと思います。全然それでもいいです!!少しずつおぼえて出来るようになりましょう!!
おぼえるのはこれ↓↓↓
そして、こちらもおぼえてください↓↓↓
- 資産や費用が増加したら借方に入ります。
- 資産や費用が減少したら貸方に入ります。
- 負債や収益が増加したら貸方に入ります。
- 負債や収益が減少したら借方に入ります。
これを元に1月1日にお店用のペンを、現金100円で買ったときの書き方をやるとこの通り↓↓↓
日付 | 借方 | 金額 | 貸方 | 金額 | 摘要 |
1月1日 | 消耗品費 | 100 | 現金 | 100 | ペン代 |
文でみると難しいのですが、おぼえると割と簡単です。
最後にもう少し早くおぼえたい人はこちらが参考になります。↓↓↓
「ふくしままさゆき」さんという米国公認会計士の資格を持つ人です。僕はこの方の本を読んで勉強しています。
本はこちら↓↓↓
あと、商工会議所の会員になって聞きにいくこともしています。みなさんも簿記をおぼえたければ、ぜひ参考にしてみてください。
最後にぱっと見てわかるように簿記の例をどんどん追加していこうと思いますので、このブログもよろしくお願いいたします(笑)
次回は簿記の例題を書いていきます。また見てくださいね!!
コメント