皆さん、こんにちは!!本日は光熱費の打ち方について書いていこうと思います。
光熱費も比較的簡単です。ただ、個人事業主で家を事務所代わりにしている人は【家事按分】という方法をとっていきます。そこを気をつけてやっていきます。
(簿記の基本パート2)光熱費の打ち方
お店をやっている人や事務所をやっている人は、もちろん家賃を経費計上していますよね!!そこで使う電気代や水道代なども経費にしていると思います。その他、自宅を事務所にしている人もいると思います。その時も経費計上出来ます。
ただ、すべてではなく、決められた方法があります。家事按分という方法です。
そもそも家事按分かじあんぶんとは!?
家事按分とは自宅を事務所として登録した場合、面積や使っている比率分経費計上出来る仕組みです。これは、光熱費なども家事按分で経費計上出来ます。
大事なのは、あくまでも合理的に説明出来る範囲のみ適用出来ます。
では、実際打ち方を見ていきましょう。
(例)3月分の光熱費を打つ方法
水道代が、4月15日に3月分(検診日は3月20日)の3000円の請求が来た想定で打ってきます。事業用の講座から引き落としの場合 ※家を自宅兼事務所にしていない場合
日付 | 借方 | 金額 | 貸方 | 金額 | 摘要 |
3月20日 | 水道光熱費 | 3000 | 普通預金(当座) | 3000 | 水道代 |
家を自宅兼事務所にしている場合は、面積の比率などから(1/3としたとします)
日付 | 借方 | 金額 | 貸方 | 金額 | 摘要 |
3月20日 | 水道光熱費 | 3000 | 普通預金(当座) | 3000 | 水道代 |
事業主貸 | 2000 |
家庭の銀行口座から引き落としなら
日付 | 借方 | 金額 | 貸方 | 金額 | 摘要 |
3月20日 | 水道光熱費 | 1000 | 事業主借 | 1000 | 水道代家事按分1/3 |
でも大丈夫です。
今回が水道代で打ちましたが、電気代なら摘要のところを電気代に変えてくださいね!!
(簿記の基本パート2)光熱費の打ち方のまとめ
今回は水道光熱費の打ち方をやりました。まとめます。
水道代が、4月15日に3月分(検診日は3月20日)の3000円の請求が来た想定で、事業用の講座から引き落としの場合 ※事務所などを借りている場合。
日付 | 借方 | 金額 | 貸方 | 金額 | 摘要 |
3月20日 | 水道光熱費 | 3000 | 普通預金(当座) | 3000 | 水道代 |
家を自宅兼事務所にしている場合は、面積の比率や使っている時間などから(1/3としたとします)
日付 | 借方 | 金額 | 貸方 | 金額 | 摘要 |
3月20日 | 水道光熱費 | 3000 | 普通預金(当座) | 3000 | 水道代 |
事業主貸 | 2000 |
家庭の銀行口座から引き落としなら
日付 | 借方 | 金額 | 貸方 | 金額 | 摘要 |
3月20日 | 水道光熱費 | 1000 | 事業主借 | 1000 | 水道代家事按分1/3 |
こんな感じに処理しましょう。
次回は、家が賃貸で自宅兼事務所で登録している場合の家賃を家事按分を使って打ち込む場合をやっていきます。
では、最後までお読みいただきありがとうございました!!
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