(簿記の基本パート1)個人事業主が消耗品を買った時の打ち方

簿記

皆さん、個人事業主になると必ずしなくてはいけないものがあります。それは確定申告です。

今では確定申告は、確定申告ソフトを使って帳簿をつけると思います。

その大事な帳簿のつけ方が、わからないと思いますので簡単な帳簿のつけ方を掲載していきます。こちらはシリーズ化して自分も忘れた時用にぱっと見て思い出すページとして作っていきます。簿記初心者の人や帳簿をこれからつけようとしている人は参考にしてみてください。

(例1)1月1日に消耗品を現金で買った時の打ち方

では、はじめていきます。1月1日に鉛筆(事業で使う消耗品)を現金100円で買ってきた時の帳簿のつけ方です。

日付 借方 金額 貸方 金額 摘要
1月1日 消耗品費 100 現金 100 鉛筆代

こんな感じで打てば大丈夫です。最初借方と貸方というわけのわからない科目が出てきますが、だんだんとわかってくるので、少しずつおぼえていきましょう!!

もう一つ例題です。

(例2)1月1日に消耗品をクレジットカードで買った時の打ち方

1月1日100円の鉛筆(事業で使う消耗品)を事業用のクレジットカードで買った時の打ち方は以下の通り。

日付 借方 金額 貸方 金額 摘要
1月1日 消耗品費 100 未払い金 100 鉛筆代

2月10日に口座から引き落とされたら、

日付 借方 金額 貸方 金額 摘要
2月10日 未払い金 100 普通預金 100

と打ちます。クレジットカードは、2回打ちます。買った日と口座から引き落とされた日。

これは結構面倒くさい笑

なのでこの打ち方だと一回ですみます。

日付 借方 金額 貸方 金額 摘要
1月1日 消耗品費 100 事業主借 100 鉛筆代

日付、借方、摘要は打ち方が一緒で貸方だけ事業主借と打ちます。個人から事業主が借りて買いましたという意味です。個人と個人事業主は基本同じ人ですが、事業用と個人のお金は分けないといけません。

そのため、この打ち方一回で大丈夫なので、かなり簡単に打てます。ぜひおぼえておきましょう!!

(簿記の基本パート1)消耗品を買った時の打ち方のまとめ

もう一度おさらいします。

1月1日100円の鉛筆(事業で使う消耗品)を現金で買った時の打ち方は以下の通り。

日付 借方 金額 貸方 金額 摘要
1月1日 消耗品費 100 現金 100 鉛筆代

1月1日100円の鉛筆(事業で使う消耗品)を事業用のクレジットカードで買った時の打ち方は以下の通り。

日付 借方 金額 貸方 金額 摘要
1月1日 消耗品費 100 未払い金 100 鉛筆代

2月10日に口座から引き落とされたら、

日付 借方 金額 貸方 金額 摘要
2月10日 未払い金 100 普通預金 100

と打ちます。2回打つのを忘れないように!!

1回で打つようにしたければ、「事業主借」を使います。買った日に下記のように打ちます。

日付 借方 金額 貸方 金額 摘要
1月1日 消耗品費 100 事業主借 100 鉛筆代

これで、お店や事業で使う消耗品を買った時の打ち方がわかったと思います。

次回は光熱費などの打ち方を書いていきます。
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あと、商工会議所の会員になって聞きにいくこともしています。みなさんも簿記をおぼえたければ、ぜひ参考にしてみてください。

最後にぱっと見てわかるように簿記の例をどんどん追加していこうと思いますので、このブログもよろしくお願いいたします(笑)

次回は簿記の例題を書いていきます。また見てくださいね!!
最後までお読みいただきありがとうございました。

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