(簿記の基本パート5)個人事業主がオンラインサロンを支払うときの帳簿の打ち方

簿記

こんにちは!今回はオンラインサロンなどを利用していて、経費計上するときの帳簿の打ち方です。こちらも意外と簡単なのでおぼえてしまいましょう!!

では、早速いきたいと思います。

(簿記の基本パート5)個人事業主がオンラインサロンを支払うときの帳簿の打ち方

オンラインサロンや研修、講習などの勘定科目は、研修費で大丈夫です。

借方に【研修費】と打って、金額、【貸方】に支払い方法、また金額、最後に摘要(内容)を打ち込んでいきます。

では、例題をあげていきます。

1月10日に講習を事業用の現金5000円で支払った

1月10日に講習を事業用の現金5000円で支払ったと想定した帳簿の打ち方は以下の通りです。

日付 借方 金額 貸方 金額 摘要
1月10日 研修費 5000 現金 5000 講習代

事前に事業用のクレジットカードで支払った場合(1月5日にクレカで支払った)

日付 借方 金額 貸方 金額 摘要
1月5日 研修費 5000 仮払金 5000 講習代

2月15日に銀行から引き落としがあったら、

日付 借方 金額 借方 金額 摘要
2月15日 仮払金 5000 普通口座(当座) 5000

と支払った日と引き落とされた日、2回打ちます。

ここで個人事業主特有の(事業主借)を使うとこうなります。

事業主借を使った場合は1回打ち込むだけ

日付 借方 金額 貸方 金額 摘要
1月10日 研修費 5000 事業主借 5000 摘要

こうやって、支払った日に1回打ち込むだけです。ここでポイントがあります。

個人の現金や個人のクレジットカードで支払ったときに事業主借は使いますので、事業用の現金やクレジットカードではなく、個人用の現金やクレカで支払いましょう!!

(簿記の基本パート5)個人事業主がオンラインサロンを支払うときの帳簿の打ち方のまとめ

おさらいです。

オンラインサロンや研修、講習などの勘定科目は、研修費で打ち込みます。

借方に【研修費】と打って、金額、【貸方】に支払い方法、また金額、最後に摘要(内容)を打ち込んでいきます。費用の発生は貸方、資産の減少は貸方ですね!!

では、例題にいきます。例えば、1月10日に講習があってその場で現金5000円(事業用の財布から)支払った場合は、

日付 借方 金額 貸方 金額 摘要
1月10日 研修費 5000 現金 5000 講習代

事前に事業用のクレジットカードで支払った場合(1月5日にクレカで支払ったとして)

日付 借方 金額 貸方 金額 摘要
1月5日 研修費 5000 仮払金 5000 講習代

2月15日に銀行から引き落としがあったら、

日付 借方 金額 借方 金額 摘要
2月15日 仮払金 5000 普通口座(当座) 5000

と支払った日と引き落とされた日、2回打ちます。

事業主借を使った打ち方でやれば、1回の打ち込みで済みます。

事業主借を使った場合は1回打ち込むだけ

日付 借方 金額 貸方 金額 摘要
1月10日 研修費 5000 事業主借 5000 摘要

意外と簡単ですね!!つまり費用が発生した場合は借方で、それによる資産の減少を貸方に打ち込みます。

  • 資産の増加は借方、資産の減少は貸方
  • 費用の発生は借方、費用の減少は貸方
  • 収益の減少は借方、収益の増加は貸方
  • 純資産の減少は借方、純資産の増加は貸方

ここではさらっと流してもらっていいです。やっていけば、だんだんわかるようになります。

いかがだったでしょうか!?

なるべくわかりやすく書いているつもりです。まずは、帳簿に慣れるために毎日記帳してみてくださいね!!本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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